水性顔料インクの安定性向上 インクメーカーY社 開発部

環境への配慮から、
水性顔料インクに変更したところで立て続けに問題が発生…

顔料の分散性が改善され、色特性もより鮮やかになった水溶性ポリマーの特長とは?

塗料・コーティング

解決

解決のポイント

  • 日本触媒のポリエチレンイミンエトキシレート「PN-100」はアニオン性顔料に吸着して、水ぬれ性を改善

  • 立体反発による分散性付与効果に加えて、水溶性にも優れ、バインダーなど他成分との相溶性も高い

  • 顔料の分散性は改善され、インクの安定性も向上

アニオン性顔料への吸着と分散性付与効果から、水性顔料インクの安定性向上へ

情報収集を進めていた開発部のメンバーは、WEB検索にヒットした日本触媒のポリエチレンイミンエトキシレート「PN-100」のページにアクセスをしてみました。製品ページの内容に興味を持ったS氏は、すぐに日本触媒に問い合わせて、現状の課題を相談。後日、PN-100の説明とサンプルを提供してもらうことにしました。

「日本触媒の担当者からの説明によると、水溶性ポリマーのPN-100はアニオン性顔料に吸着して、水ぬれ性を改善するとともに、立体反発による分散性付与効果を有していました。水溶性にも優れていて、バインダーなど他成分との相溶性も高いという特長があることも分かりました」(S氏)

提供してもらったサンプルを使い、すぐにインクの試作に取り掛かったS氏は、その仕上がり具合に驚きます。
ハンドリングがしやすい水溶液タイプで、物性が非常に安定していました。その効果から顔料の分散性は改善され、インクの安定性も向上できました。
早速、この顔料インクを得意先で評価してもらったところ、プリンターノズル詰まりは改善され、色特性もより鮮やかになったと好評価を得ることができたのです。

現在は量産化に向けて、日本触媒からアドバイスをもらいながら、さらなる改良を進めている最中です。

課題解決ソリューション

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